里親さん募集中の猫たち。
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愛知県動物保護管理センター
2014年10月29日 (水) | 編集 |


愛知県豊田市にある、動物保護管理センターの見学に行ってきました。


縮入り口


愛知県には4つの保護センターがあり、
ここが本所です。


縮動管マップ


豊田市にありますが、
豊田市、岡崎市、豊橋市と名古屋市は、
愛知県ではなく各市の保健所で業務を行っているので、
管轄には入っていません。

よって、豊田市で野良犬や野良猫を見てココへ電話しても、
保護は出来ないということですね。


業務としては、大まかにまとめると、

①飼い主の居ない犬猫の保護
②迷い犬猫の飼い主探し及び、新しい家族探し
③犬のしつけ教室やしつけに関する相談受付
④介在犬育成
⑤ふれあい教室
⑥特定動物の飼養制限
⑦殺処分


①~⑥までについて、詳細を知りたい方は 動物保護管理センター で確認してください。


今回は ⑦殺処分 について書きたいと思います。

25年度、
管轄内での猫の殺処分は840頭

うち、416頭はあま市を管轄する尾張支所が占めています。

尾張支所については
収容 51頭
引き取り 404頭
譲渡 39頭

ちなみに本所は
収容 58頭
引き取り 272頭
譲渡 113頭


数字では、支所は1/3の猫が譲渡されています。
そう見ると、尾張支所の譲渡の少なさたるや。

地域性は大きいと思います。
田舎は納屋や軒下などがある古い造りの家が多いので、
猫も繁殖しやすいし、街中に比べるとヘビやカエルなどもいるので生活しやすい。
「猫は外をウロウロしているもの」
「子猫は近所で生まれたらもらってくればいい」
という考えの年配者が多いのも、また事実。

そして、実際殺処分はしていなくても、
保護した時、あるいは持ち込まれた時には瀕死の状態で命を落とす。
といったケースもかなり多いようです。

いずれにしても、殺処分される猫たちの8割は子猫ということが、
センターの方の話でわかりました。


では、収容された猫たちはどういった環境に置かれるのでしょうか。

施設内も見学させて頂きました。



まず1階の入り口を入ると、エントランスには新しい家族の一員になった
犬や猫たちの幸せそうな写真が所狭しと貼ってあります。


縮その後報告


そして階段を上がり2階へ。

南側の日当たりがいい角部屋。
猫の譲渡を開始したのはほんの10年程前くらいで、
この施設が建った当初は猫は全て殺処分だったので、
猫を置く仕様のスペースがなく、
今は使っていない試験検査室を猫のエリアとして使っているそうです。


縮猫エリア入り口


ここには子猫成猫合わせて30頭ほど(もっとかも)の猫たちがケージに入っていました。

私達が部屋に入るとニャーニャーの大合唱で、
「はよ触れ」
「さぁ撫でろ」
と言わんばかりにケージに頭や体をグリグリ。

人懐っこく、性格もハナマルの子達ばかりなので、
ここにいる子は全て譲渡待ちの子達だそうです。

でも、大きな体で1つのケージに2頭ずつ。

こんなに懐っこくて、可愛い子たちが、
人間の腕の温かさを知らず、
猫じゃらしやおもちゃを追いかけて走る楽しさを知らず、
ただただ毎日を過ごしているだけ。

これが現実です。

縮譲渡待ち猫

試験検査室にギュウギュウにケージが詰め込まれています。



背中に「撫でろ~~~」の叫びを聞きながら、
後ろ髪を引かれる思いで次の部屋へ。



縮隔離部屋

縮隔離猫


隣は容態があまり良くない子達の隔離部屋になっていました。
やはりあまり元気がない子ばかりで、子猫が目立ちます。

部屋の外の廊下にも2頭、子猫が入ったケージが置かれていました。

1頭はまだ2ヶ月くらいのキジ。
一生懸命鳴いているのに声が出ません。

治療中とのことでした。


そして、そのお隣の部屋。


縮手術室

縮手術室内


手術室です。

避妊去勢、保護時に負っている負傷など、
全てここで職員が治療を行い、
民間の獣医を呼んだり、連れて行ったりはしないそうです。
案内をしてくれた小柄な女性の方も獣医師資格を持ってみえる方でした。



手術室を出るとガラス張りの渡り廊下があり、
「ここから奥は犬舎になるので履物を変えてください」
と白の長靴に履き替えました。



職員の方について廊下を進むと、


縮殺処分室

縮殺処分室2

縮殺処分室3


何の部屋かわかりますか?



行き場のない犬や猫は、ここで殺処分されます。

右からどんどん壁が迫ってきて、
最終的に二酸化炭素が出る部屋へ押し込まれ、
そこで殺処分されるのです。

息絶えた亡骸は穴から下の炉へ落とされ焼却されます。


縮殺処分機械


縮ドリームボックス

この右側に見える窓の下にあるのが、
最後の部屋です。

通称、なんと呼ばれているか知っていますか?


「ドリームボックス」


人間のエゴで生まれ、人間の勝手で殺されていくどこに夢なんてあるのか。

せめても「虹の橋」では幸せに ということでしょうか。

やりきれません。


本所は1週間に1回、愛知県内4つのセンターから選別された子達を、
まとめてここで殺処分しています。

本所他3つのセンターから殺処分される子達が乗ってくるトラックを、
「定期便」と呼んでいました。


もう言葉も出ません。






殺処分の部屋を出ると、消毒する場所を通って犬舎へ。


縮犬舎入り口消毒


縮犬舎2

縮犬舎

縮犬舎3


通路の右と左に分かれて、いくつもの檻がありました。

この時点ですでに犬の鳴き声はしていて、
空いた檻を両手に見ながら、突き当たりの壁が見えた頃、

左手にあった檻の中には、
雑種もいましたが、プードル、パグ、コーギー、シーズーといったような純血種もいました。
合わせて十数頭といったところでしょうか。

その檻には名札が付けられていました。


縮満了

引取・満了


死を待つ子達です。

今週の金曜日には、この子達の命はありません。
吼えることも、走り回ることも、じゃれあうことも、

もう出来ません。

あの殺処分室で、
あのドリームボックスで、

死んでいくのです。

今、私の目の前で生きてる命が、
数日で人間によって奪われてしまう。

犬達の顔を、直視できませんでした。



満了の檻の隣にも、同じような檻がありました。

縮抑留犬

抑留犬


飼い主が見つかれば帰れる子達です。

抑留期間は1週間。

それを過ぎたら満了の方へ移動します。

その後は、わかりますよね。



抑留犬の檻のそばにマイクロチップリーダーがありました。

縮マイクロチップリーダー

保護した子は、みんな調べるそうです。


マイクロチップが入っていない
飼い主も現れない
凶暴性が高い
老齢である
病気である


職員が様々な基準に沿って選別し、
この子は新しい飼い主を見つけられるか、
人間と共生できるか などを見定め、
命の選択をしていると説明を受けました。

事実、外には譲渡待ちの子犬や、
人間と暮らすためのトレーニングをしている成犬たちもいました。



犬舎を抜け、一番奥にあった部屋。

とても悪臭放つ部屋。


縮検便

検便待ちの猫たちを収容している檻です。

保護して間もないので、虫や感染症などを調べるため、
糞尿を下へ落とし採取できるよう、格子状の床になっており、
大き目のキャリーくらいの広さの檻へ入れられていました。

ここでもまたその猫の性格を見極め、
人間と共生できる子は譲渡待ちの部屋へ。
警戒心が強く、攻撃性の高い子は殺処分へ。




この日はとても天気が良く、
譲渡待ちの何頭かの犬が外で日向ぼっこをしていました。


縮日光浴犬舎

日向ぼっこ用の檻。



外をグルリと回って、中へ入った部屋にはキャリーがひとつ。

縮キャリートレーニング

中には犬が入っています。

震災や移動のときなどのために、キャリートレーニング中だそう。

これも人間と共生するための大切なトレーニングだそうです。


同じ部屋に、トリミングする場所もありました。

縮トリミング



本館はこれで全てです。



別館に、ふれあい館というのもありました。

縮ふれあい館外観

縮ふれあい館内観


ここは里親講習をしたり、ふれあい会や本所主催の譲渡会などをするそうです。
こちらの壁にも里親さんが決まった犬や猫の写真がいっぱい貼ってありました。




本所の外観。

縮本所外観

手前の黄色い建物が事務所で2階が猫エリア。

奥のコンクリート打ちの所からが犬舎と殺処分等の施設。




猫も犬も、本所が開いている時であればいつでも譲渡可能だそうです。

役場なので規定ももちろんあるし、審査もありますが、
本当に可愛い子達がたくさんいます。

それを知っている人がどれくらい居るでしょうか。

保護センターで譲渡待ちの子達【猫】

保護センターで譲渡待ちの子達【犬】

※本所以外はわかりませんが、私が見てきた譲渡を待っている子達の写真が犬も猫も全ッッ然載っていません。



この情報社会で、
ましてや犬や猫は命がかかってるのに、
なぜ、役所はもっと大々的にPRをしないんだ!!

もちろん言いましたけどね、職員の方には。


確かに殺処分数は年々下降傾向にはあります。

ただね、
言ってましたよ、やっぱり。

頑張って頑張って譲渡を増やして、殺処分数を減らして、
予算削減に貢献したら、
「よくやったな」
と次の年から予算を上乗せしてくれるのではなく、
「去年はこれだけで出来たんだから」
と余計減らされる と。

殺処分数が年々下降すればするほど、
予算もどんどん削られて、
どんなに性格がいい子でも生かしておくことが出来ない と。

いつ譲渡されるかわからないですもんね。
その間にもどんどん保護されて入ってくるわけですし。


正直、職員の方は殺処分についても毎週行う業務のひとつで、
私達、部外者が感じる感覚より麻痺している部分もあると思います。

真っ当な神経ではやっていられないでしょうしね。

それでも、少なからずどの子達も抑留期間には自分達で世話をして、
面倒を見てきた子を、自らの手で殺すというのは、
言葉では言い表せない辛さだと思います。

まして、殺処分の業務は獣医師資格がある者しか行えません。

命を助けるためになったのであろう獣医なのに、
その手で、何百頭もの命を奪うという。



思うところはたくさんありました。

考えさせられる部分もたくさんあった。

でも単純に、

初めて行った私に、キラキラした目であんなまっすぐ親愛をぶつけてくれる子達を、
殺してしまってはいけないな と。

そんなことが当たり前な世の中にしてしまってはいけないな と。


難しいことはわからないし、
すぐに解決策もないけど、

どうにかして、もっと役所はこの事態を世間に広めて欲しいな。

猫の写真は載せないで下さい とか言ってないでさ。

決まりはわかるけど、もっと柔軟にやっていこうよ。


命かかってんだからさ!!








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テーマ:里親探し
ジャンル:ペット
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